皆さんはどのような寝具をお使いですか?

カイロプラクティックを受けて頂く際の問診時に必ずお聞きすることになる質問です

柔らかく身体にフィットする素材の敷布団ほど、お尻が落ち込みやすく腰への負担がより大きくなります。また、身体全体が沈むことによって、通気が遮られ暑苦しさを感じたり、圧迫を感じたりします。血行促進や筋肉の緊張緩和に欠かせない「寝返り」が打ちにくく寝苦しさを感じたりします。逆に硬すぎると痛みを感じる為、必要以上の「寝返り」を行い、背骨や腰の筋肉に無理な力がかかってしまい疲労を回復することができません。

布団は、ごく自然に「寝返り」打ちやすいように、柔らかすぎず硬すぎない適度な硬さと適度な厚さが求めれ、畳の上と同じように身体の折れない姿勢で、仰向けに寝て腰椎部に軽く手が入るくらいの隙間が開くのが良いとされます。

続いて何度かワードとして出ている「寝返り」についてご説明いたします

寝返りの必要性

①同じ部位の血行が滞るのを防ぐ

睡眠中は同じ姿勢で長時間過ごすことになるため、体重がかかっている部位は血管が圧迫され、血行が滞りやすくなります。血流には酸素や栄養を細胞のすみずみに送り、二酸化炭素や老廃物を回収する役割があるため、血行が滞ると体調に悪影響を及ぼすようになってしまいます。私達は、睡眠中に時々体勢を変え、同じ部位の血行が滞るのを防いでいるのです。

②重力を分散し、身体にかかる負荷を軽減させる

寝返りを打つと肩や腰にかかりがちな重力を分散することができるので、睡眠中に腰痛や肩こり、寝違えを起こるのを防ぐこともできます。また重力を全身に分散しながら体に負担をかけずに長時間眠る事ができ、その間に日中に歪んだ骨格を元に戻すことも出来るのです!

③不快な熱や湿気を発散し、快適に眠れるようにする

布団と身体の間には、熱や湿気がこもりやすくなります。熱や湿気がこもり過ぎると、不快なために睡眠が浅くなりがちです。しかし私達は時々寝返りを打って熱や湿気を逃がしているので、朝まで気持ちよく眠ることができるのです。

ここまで読んで下さった方は身体に合う寝具や寝返りが身体にどれほど重要かご理解したと思います。

カイロプラクティックはアメリカで予防医学に位置付けられますので、まずは患者さんの生活環境をお聞きし共に生活習慣を改善を行い健康な身体作りを目指します。

疑問に思ったこと、質問したいことがあれば何でもお聞きください

ここまで読んで頂きありがとうございます!