カルシウム、カルシウムパラドックスについて

 

皆さんもご存知の通り人体においてカルシウムは必要不可欠な栄養の一つです。

人間の身体に必要な五大栄養素の一つミネラルに属し骨や歯の主要な構成成分として重要です。

カルシウムの主な働きは

・骨の強化 ・筋肉の収縮 ・神経伝達 ・止血 ・ホルモン情報伝達 ・受精などで

食品では牛乳、チーズ、ヨーグルトなどの乳製品、小魚、海藻類、大豆製品などに多く含まれます。

成人1日の推奨摂取量は約700mgで、食事で摂取する場合

①納豆22パック、②アジの開き12枚、③しらすどんぶり1杯分、どれかを毎日食べなければなりません。なかなか大変ですね

カルシウムの摂取不足になると、骨や歯が弱くなり、骨粗しょうのリスクが高まりますので適度に摂取し丈夫な身体を作りましょう。

続いてカルシウムパラドックスについては余り聞きなれない単語だと思います。

体内のカルシウムが不足すると骨のカルシウムが溶け出して、普段はそれほどカルシウム濃度が高くない細胞中の濃度が増加するという不思議な現象が起こります。これをカルシウムパラドックスと言います。カルシウムパラドックスが起こると、身体に様々な悪影響が出てきます。

下の表でカルシウム不足による身体に起こる悪影響を説明していますので是非ご覧ください

カルシウムパラドックス説明表

今回は以上になります

最後までお読みいただきありがとうございます

院長 中谷 凌